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玄米のパラパラ感を生かす! チャーハンレシピ

「玄米特有の食感を生かした料理といえば?」
そんなお題から思い浮かんだのは……断然チャーハン!

玄米は炊いても白米のようにベタつかないので、炒めるとパラっと仕上がり、誰でも簡単においしいチャーハンが作れます。
今回は玄米ご飯と冷蔵庫にある食材で、チャーハンを作ってみました。

玄米ならテクニック要らずでパラパラに

具材を混ぜて炒めるだけのチャーハンですが、米粒がくっついてベチャベチャになったり色合いがまばらになるなど、家庭でおいしく作るのは意外に難しいものです。しかしそれらの問題をクリアし、とても簡単に仕上げる一つの方法があります。それは、使うお米を白米から玄米に替えること! これだけでチャーハンは失敗しないレシピになります。

玄米は白米に比べて水分や粘りが少なく、一粒一粒がプチっとした食感を持っているのが特長です。そのため炒めている間も米粒がくっつきにくく、自然にパラパラに仕上がります。
炊き立てのアツアツご飯だとべチャッとしてしまうので、冷やご飯を使うことも大切なポイント。冷蔵庫の余りご飯をそのままお鍋に直行させてください。ズボラだけどパラリとおいしいチャーハン。

早速作ってみましょう!

失敗しない!パラパラ玄米チャーハンの作り方

【 材料 】2人分
・「金のいぶき」玄米(炊いたもの) お茶碗2杯程度
・卵 2個
・しらす 100g
・しょうが 1かけ
・大葉 5枚
・万能ねぎ 5本
・みょうが 1個
・ごま油 大さじ1杯
・オリーブオイル 大さじ1杯
・しょうゆ 小さじ2杯
・塩 適量
・こしょう 適量

材料2

1:しょうが、大葉、万能ねぎ、みょうがをみじん切りにして水にさらしておく。

2:フライパンにオリーブオイルとごま油をひき、中火以下で熱する。

レシピ4

3:溶いた卵を入れてすぐに冷やご飯を加える。

4:ご飯を広げて待つ。やたらに混ぜない。

5:焼き色がつけば、ほぐすように炒めて全体を返す。

レシピ6-2

6:しらすを加える。

7:塩・こしょうで調味し、しょうゆを鍋肌から回し入れる。

8:お皿に盛りつけて、1の薬味を散らす。

手順が多いように感じても、実際に作ると単純で簡単です。成功の秘けつは、弱火よりの中火をキープしながら、混ぜすぎないことです。ご飯に焼き色がつくのを待つ、という気持ちで作るのが◎。

焼き炒めることで、粘らずパラリとした食感のチャーハンに仕上がります。お店のようとまではいきませんが、家庭で作るなら十分に満足できると思いますよ。

見た目も均一に

しらすの塩けとしょうゆだけのシンプルな味つけですが、玄米は炒めても風味と食感が残るので、物足りなさはありません。玄米自体に味わいがあるので、食材が少なくも十分においしいチャーハンが作れます。
玄米にはビタミンや食物繊維などが豊富に含まれているので、一皿だけで栄養バランスも整いますね。

またもともと茶色なのでしょうゆを加えても色味がまばらにならず、見た目も均一に仕上がるというのもメリットの一つ。

仕上げに薬味を散らせば、栄養・味つけ・彩りの整った、おいしい一品のできあがり!

レシピ8-6


白米を使うチャーハンより何倍も簡単に作れる玄米チャーハン。今までベチャついて上手に作れなかったという方には特におすすめです。
下ごしらが簡単&短時間で火が通る食材を選ぶことで、調理もよりラクに。短時間で作れる失敗知らずの玄米チャーハン、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いてくれた人:井上リエ
プロフィール:東京都在住。図書館司書を経て、ライター活動中。食べること料理すること、玄米とワインを愛する食いしん坊。
趣味はヨガ、旅行、ハーブの栽培で、健康と美容への探求心も旺盛。

▼「金のいぶき」を販売している米匠庵はこちら


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