【 薬膳おすすめ常備菜 】昆布の佃煮
炊きたてのピカピカご飯……これに勝るご馳走ってあるでしょうか?
こちらでは、手軽に作れるご飯のおともや常備菜をご紹介していきたいと思います。
冬にはお鍋が大活躍。
だしを取った後の昆布はどうされていますか? そのまま捨ててしまうのはもったいない! ということで、今回は「昆布の佃煮」をご紹介します。
昆布をはじめとする海藻類は水分代謝をたすけるのでむくみの解消に良く、また、エイジングと深い関わりのある「腎」を補うため、白髪や抜け毛、耳鳴り、足腰の冷え、頻尿などが気になる方、エイジング対策をしたい方に大おすすめです。
水を使わないので比較的日持ちはしますが、冷蔵庫で保存の上、10日程度で使い切るようにしてください。
昆布の佃煮(作りやすい量。調味料の量は、実際の昆布の重量に合わせて計算してください)
【 材料 】
だしをひいた後の昆布 100g
醤油 50mL
みりん 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
酒 大さじ1/2
鰹節 適量(1/2パック程度、お好みで)
【 作り方 】
(1)昆布は2~3cm角に切ります。
(2)鰹節以外の材料を全て合わせておきます。
(3)鍋に昆布を入れ、(2)の調味料を注ぎ入れて火にかけます。
(4)中弱火で煮込み、煮汁が半分程度になったら弱火にして、煮汁がなくなるまでさらに煮込みます。
(5)仕上げに鰹節をからめ、保存容器にうつします。
この記事を書いてくれた人:古橋 智子(漢方・薬膳・保存食講師)
プロフィール:漢方上級スタイリスト、養生薬膳アドバイザー、中国茶アドバイザー、かんぶつマエストロ。薬日本堂漢方スクール、長谷園 東京店 igamonoなどで講座を担当。20代より保存食作りに親しみ、数々のレシピを考案。素材の旬だけでなく、一人ひとりの体質や体調に合った保存食を提案したいという思いから漢方、薬膳を学ぶ。
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