見た目も味もいい! 食べやすい! シェアしたくなるプチおにぎり
最近では「お家カフェ」をと家でカフェ気分を楽しむ人も多くなっているのではないでしょうか。
オープンサンドに見た目の可愛いパンケーキ、オムライスやパスタなど、カフェメニューといえばまず「洋」なイメージがきますが、「和」だって負けていません!
今回は和食の定番「おにぎり」を主役に、にぎやか&華やかなプチおにぎりプレートを作ってみました。
パーティーメニューにもなるプチおにぎりの魅力
おにぎりは具材を混ぜて握るだけの簡単料理。ご飯とおかずが一緒に楽しめ、味付けによっては多くの組み合わせ、バリエーション豊かな一品です。
形も三角や丸、円盤や俵など豊富。いろいろな形にしてみたり、また、「三角だけ」と形を統一してズラッと並べても迫力があるのに可愛らしい。
そんなおにぎりはホームパーティーなどおもてなしでも喜ばれること間違いなしです!
さて、通常おにぎりを食べるとなると1~2個でお腹いっぱいになりますよね。お米をぎゅっとにぎっているので1個のおにぎりでも1膳あってもおかしくないくらい。
となると、1種類から2種類の味しか楽しめない……。そんな懸念はありませんか?
それなら1個の量を小さくして、いろいろな種類の味を楽しんじゃおう! というわがままな考えから生まれたのがプチおにぎり。
目安としては、大体お米1合で3個のところを、今回は倍の6個で作ってみました。8個にしてもいいと思います。数はお好みで。
こうなると具材も4~5種類くらいあると満足感もあり、楽しめますよね。
大人も子供も楽しめる。日々の食卓にも、お弁当にも、そしてパーティーにピッタリの5種をご紹介します。
定番「梅」を使った王道梅とわかめのおにぎり
【 材料 】6個~8個分
ご飯……1合分
梅干し……40g
刻みわかめ…‥10g
【 作り方 】
1:梅干しは種を取り、細かく包丁でたたく。
2:ご飯に「1」、刻みわかめを加えよく混ぜ、等分し三角ににぎる。
子どもにはこれ! から揚げでおかずも一緒にボリュームおにぎり
【 材料 】6個~8個
ご飯……1合分
から揚げ……3個~4個
海苔……2枚
【 作り方 】
1:から揚げは2等分に切り、海苔は1枚を横に4等分に切る。
2:ご飯を等分し三角に握り、から揚げをのせ、更に軽く握る。
3:「2」に海苔をお雛巻きにつける。
塩でシンプルに、旬食材の旨みたっぷり! 枝豆とコーンの塩おにぎり
【 材料 】6~8個分
ご飯……1合分
枝豆(塩ゆでしたもの)……60g
とうもろこしの粒(ゆでて外したもの)……60g
塩……適量
【 作り方 】
1:ご飯に枝豆、とうもろこし、塩を加えよく混ぜ、等分にし三角に握る。
おつまみにもなる! 高菜とたらこのおにぎり
【 材料 】6~8個分
ご飯……1合分
高菜漬け……50g
たらこ……1房
【 作り方 】
1:ご飯に高菜を加えよく混ぜ、等分にし三角に握る。
2:「1」にたらこをのせる。
焼き鮭にネギのアクセントをプラス! ネギ鮭おにぎり
【 材料 】6~8個分
ご飯……1合分
鮭切り身(甘口)……1切
小葱(小口切り)……大さじ3
【 作り方 】
1: 鮭は魚焼きグリルで焼き、骨を取りほぐす。
2:ご飯に「1」、小葱を加えよく混ぜ、等分にし三角に握る。
どれも混ぜ込むものが多いので、よく混ぜて具材が均等になるようにしてください。ただ、ご飯は練らずにお米を切りながら混ぜること。これが混ぜご飯のポイントです。
また、から揚げは手作りが大変なら、市販のものを使ってOKです。
枝豆やとうもろこしも、旬が過ぎたら冷凍や水煮で代用できます。
盛り付け方もアレンジ次第。どーんと大皿に並べて迫力を出したり、変わった形のお皿や木のプレートで可愛らしくしたり、小分けにして上品にしたり、それぞれ雰囲気が変わりますのでいろいろと試してみてくださいね。
プチおにぎりはお米もたっぷり食べられ、腹持ちも良く、具材の組み合わせで見た目も華やかです。ぜひ作ってみてください。
この記事を書いてくれた人:尾田 衣子(料理家)
東京出身。ル・コルドンブルー東京校に入学。料理ディプロムを取得。イタリア・フィレンツェに渡り、家庭料理を学ぶ。健康管理士一般指導員資格取得。『薬味食堂』朝日新聞出版 『柑橘料理の本』オーバーラップ 等。雑誌、テレビ出演、外部講師等も行う。