[土鍋で炊き込みごはん#3]タイ風鶏の炊き込みごはん
Discover LIFE読者のみなさま、こんにちは。
土鍋料理研究家の塚田綾です。
今回はタイ料理「カオマンガイ」を参考に、鶏の炊き込みごはんを作ることにしました。美味しくできました〜!
「カオマンガイ」を調べてみたところ、まず鶏肉をやわらかくしっとり煮て、そのスープでごはんを炊き、鶏肉は具としてごはんにのせる料理のようです。
土鍋なら米を炊くのと当時に鶏肉も美味しく炊けるはず。
そこで鶏肉を煮てスープを取る工程を省き、鶏肉と米を一緒に炊いていくことにしました。
大まかな工程は以下の通り。
土鍋は蓄熱力が高く、火から下ろした後も食材の旨みを引き出す温度帯を長時間保ちます。その余熱調理の時間で、鶏肉もやわらかくジューシーに仕上がります。
食材は、できるだけ日本で手に入りやすい身近なものを使います。パクチーとナンプラーだけは多少難易度が高いですが、最近はどこのスーパーでも目にしますし、もし手に入らなければ代用もOK。タイ風ではなくなりますが、パクチーの代わりに大葉やネギ、ナンプラーの代わりにしょうゆでも美味しいごはんになりますよ。
タイ風鶏の炊き込みごはん
【使用土鍋】
使用した土鍋は、容量が1500㎖〜のものです。
2〜3人で鍋料理をするのに丁度いい、中サイズの土鍋です。
【材料】
鶏もも肉 約200g
塩 小さじ1/2
白米 2合
水 380㎖
長ねぎ(青い部分) 1本分
パクチー(香菜) 適量
黒こしょう・七味 適宜
[A]ナンプラー 小さじ2
[A]おろししょうが 少々
[A]おろしにんにく 少々
タレ(作りやすい分量)
【B】しょうゆ 大さじ2
【B】酢 大さじ2
【B】砂糖 大さじ1
【B】みそ 大さじ1
【B】水 大さじ2
【B】おろししょうが 少々
【B】おろしにんにく 少々
【B】長ねぎ(白い部分/みじん切り) 1/2本分
【作り方】
(1)鶏肉はさっと洗って水気をキッチンペーパーで拭き取り、塩をもみ込んで常温に30分ほどおく。
(2)米は研いでしっかり水気をきり、ボウルなどに入れる。分量の水を加え、20分浸水する。
(3)土鍋に(2)・[A]を入れて軽く混ぜ、上に(1)・長ねぎの青い部分をのせてふたをする。
(4)中強火で約6分加熱し、軽く沸騰していたら(ふたの穴から少し蒸気が出ています/ふたを開けて確認してもOK)弱火にして8分加熱する。最後に強火にして1分加熱し、火を止めて30分蒸らす。
(5)【B】をすべて合わせてよく混ぜ、タレを作っておく。
(6)(4)のふたを開け、鶏肉と長ねぎを取り出す。鶏肉は食べやすい大きさに切る。ごはんを混ぜ、鶏肉とざく切りにしたパクチーをのせる。
食べるときは全体をよく混ぜ、タレを適量かける。お好みで黒こしょうや七味をふる。
タレは余ったら、カリッと揚げ焼きにした魚やグリル肉にかけたり、サラダにドレッシングとしてかけたり、炒め物の味付けに使ったり(酢豚的な味になります)、いろいろ活用できます。お試しください。
土鍋炊飯に慣れないうちは、加熱中はできるだけ土鍋のそばにいて、土鍋を見守ってください。
ふきこぼれたらふたを開けてかまいません。
まずは火を弱火にして、沸騰が落ち着くまでふたを開けたりずらしたりして、土鍋のご機嫌を取ってください。
次回の炊き込みごはんもお楽しみに〜!
この記事を書いてくれた人:塚田 綾
グラフィックデザイナーとして土鍋のカタログ作りに携わるうちに、料理好きということもあり土鍋の虜に。以来、15年間ほぼ毎日土鍋で家族の食事を作り、土鍋レシピを提案し続けています。