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お米が育む豊かな「味」

みなさん、お米はどのくらいの頻度でとりますか?

核家族、共働きが増え、孤食も心配される中、朝はパン、お昼 はうどん、夜はスパゲティー と、手軽さゆえにワンプレートですむ、気づけば1日お米を口にしなかった。こんな1日は全く珍しく無いと思います。

食卓でごはん(お米)をとるとなると、日本料理の献立「一汁三菜」が頭に浮かびますよね。
一汁は汁物を1品、三菜は料理を3品。もとは、本膳料理の献立の1つで、飯と漬物と汁物に加えて、膾が1品、平皿と呼ぶ煮物が1品、そして焼き魚等の焼物が1品で、一汁三菜とされています。
おかずをつくる面倒さから、お米から遠のいている方も?

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ただ、思い出してください。
初めて口にするごはんはお米

赤ちゃんの離乳食、初めて口にするのはお米です。初めてミルク以外の味を経験します。お米は病気を起こしにくい穀類としてよく知られることから、世界でも離乳食の最初はお米と広まりをみせています。

離乳食が終わりかけの頃もごはんにいろんな具を入れて、おにぎりにして持ち歩いたものです。

お米の大切さ、おいしさを改めて思い出していただきたいなと思います。

麹は主婦の味方。お米は主婦の味方。

また、今では調味料としても欠かせない麹もお米からできています。米麹は蒸した米に麹菌を付着させ、繁殖・発酵されたものを指します。
日本の食卓と非常に深い関係で結ばれており、味噌や醤油、味醂などの原料として米麹は使われています。

毎日の献立。献立考える時間、買い物をする時間、調理する時間、片付ける時間、どこか少しでも時短になるととても嬉しくないですか?

それが、麹。

調味料にも大活躍な、塩麹、醤油麹、使われたことありますか?
数年前にテレビでも取り上げられて、知ってるけどイマイチ使い方がわからなくてそれっきり。なんて方も少なくないと思います。
お肉やお魚はつけ置くことで、とても柔らかくジューシーになり、他の調味料もいらないくらい美味しく仕上がります。また、調理法を変えるだけでレパートリーも増えます。

例えば
お野菜を塩麹につけ置くと、お漬物に。

熱々のごはんに、ホールコーンと醤油麹で混ぜご飯に。

フライパンにお好みの野菜をしきつめ、つけ置きしたお魚をのせて蓋をし、蒸し料理に。

つけ置いたお肉は、薬味を足して唐揚げにしたり、そのまま焼き上げたりとメイン料理に仕上がります。
もちろん、野菜炒めや、卵焼きのお塩の変わりに使うと、コクのある仕上がりになります。時短で、簡単で、おいしい調味料なのです。

もちろん、それだけではありません。
塩麹は塩と比較して、塩分量が4分の1程度といわれています。
また、デンプンを分解する「アミラーゼ」、タンパク質を分解する「プロテアーゼ」、脂肪を分解する「リパーゼ」という三大消化酵素が含まれており、一緒に食べることで消化されやすくなり胃腸への負担も少なくなるのです。是非、見方に取り入れてはいかがでしょうか。

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そもそも、私たちの口にするお米は白米だけではなく、今では穀類と一緒に口にする機会が多くなりました。健康志向、現代人の忙しさから、手軽に栄養を取れるものとして、雑穀米も当たり前になりつつあります。白米と一緒に炊き上げることができると、朝はご飯1杯で栄養満点ごはんです。ご自身や、ご自身の家族の体調に合わせて雑穀を組み合わせるのもひとつですね。

日本人にとって必要不可欠な食材がお米。薬膳からみて、お米は気を補う性質があります。旅先の朝に出るおかゆやごはんを食べるとなんだかほっとする、落ちつくことはないですか? それはきっと赤ちゃんの時に体験した味覚からきているのでしょうね。

この記事を書いてくれた人:山澤いずみ
耳つぼと薬膳で未病ケアをかかげ、サロン、講習会を開催。普段の生活に取り入れやすいことを伝えることに徹し、奈良を中心に活動。予防医学食養生士、野菜ソムリエ、フードコーディネーターの資格を有する。


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食から始まる豊かな生活を再発見するメディア「Discover LIFE」です。 日本人の主食である「お米」の歴史や食文化・食べて痩せるダイエットなど、知っているようで意外と知らないトリビアから暮らしに役立つ情報まで、さまざまな視点でご紹介します。

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