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健康的に楽しく痩せる! 食べながら痩せるダイエット

元ボクシング世界チャンピオンの木村悠です。
現役時代は、商社マンとボクシングの二刀流で世界王者になりました。
前回の記事では「お米をしっかり食べてパフォーマンスアップ」をテーマにお話ししました。
今回はより具体的な話をしていきたいと思います。

前回の記事はこちら
お米をしっかり食べてパフォーマンスアップ

なぜしっかり食べるのか

私は、ダイエットをしたい人にこそ、ご飯をしっかり食べることをオススメしています。逆に体重が増えてしまうのではないかと不安に思う人もいるかもしれませんが、私は3食しっかり食べて 1ヶ月で8キロ落とすことができました。 しっかり食べれば余計なおやつや夜食を食べたいと思わなくなりますし、エネルギー源となるご飯をしっかり食べることで、脂肪を燃やすスイッチが入ります。

特にお米は太ると思われがちですが、お米にはエネルギー源となる炭水化物の他にミネラルやビタミンも含まれ、それだけで栄養が高いマルチ食材となります。 お米をしっかり食べて、体を循環させていくことで、エネルギーが満ち溢れ、代謝が上がりま す。
代謝が上がれば、自然と脂肪が燃焼され、体重が減っていくのです。

また、食事の時にポイントとなるのが「よく噛む」ことです。
噛むことで胃腸がしっかり働き、消化も促進されます。意識しながらよく噛んで食べる事で、胃腸の筋トレとなります。
胃腸も筋肉なので、しっかり噛むことが食べるトレーニング「食トレ」となり、食べても太らない体を作ることができます。

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どのくらいの量を食べればいいの?

実際にどのくらいのお米を食べればいいのか。
それは活動量に合わせて調整するのがポイントです。

私の場合は、仕事とボクシングの両立でハードな日々を送っていました。 朝はフルーツやおにぎりなどで軽く済ませる日も多いですが、昼ごろになるとお腹がグーとなります。
これは胃腸の「お腹が空いた」という合図です。この合図が食事をするのに最適なタイミングです。

昼食は午後の活動のエネルギーとなるので、たくさん食べても消化されやすいのが特徴です。
私の場合は、昼に1合(350g)〜1.5合(500g)ほど食べていました。おかずとご飯の割合は6:4くらい。お米を主食としてしっかり食べます。

それでも夕方くらいにはお腹が空くので、夕方の練習前に間食としておにぎりなどを食べていました。

夜は疲れた体を回復させるために、おかずとご飯と味噌汁という組み合わせが多く、ご飯は茶碗に大盛りで250gくらいの量を食べていました。睡眠も考慮し、軽めにしていました。

全部計算すると1日2合近く食べていましたが、しっかり食べないと痩せてしまうくらいでした。
あくまでも私の例ですが、1日の食事の割合は、朝2、昼5、夜3ぐらいを目安にしていました。 

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自宅でできる運動をご紹介

お米をしっかり食べたら、体を動かすことも大切です。
家でできるお勧めの運動はボクシングです。ボクシングは畳1畳ほどのスペースがあれば実践できますし、器具や道具などもいらないので簡単に行えます。

《 基本の構え 》
1. 鏡などの前に立ち、肩幅に足を開きます。
2. 利き足を半歩後ろに下げます。
3. 膝を緩めて手を顎の高さにおきます。

《 フットワークとスクワット 》
4. 基本の構えから前後のステップを15回繰り返します。
5. 基本の構えからスクワットのような体制で上下に動きます。

4」と「5」の動作を15回繰り返すと足腰が鍛えらえます。
基本のパンチは、前の手でジャブ、後ろの手でストレートのパンチを打っていきます。
また、シュッと息を吐くことでお腹に力が入り腹筋も鍛えられます。
その場で打つのと、先ほどの「4」と「5」の動作と並行して行うことで運動量も上がります。

1日3分、毎日続けることで効果が現れるので、ぜひ実践してみてください。

継続するコツ

ダイエットを続けていくには「習慣」にしていくことが大切です。
人は感情に流されやすいので、やりたい、やりたくない、で決めると長く続けることができません。

最初は無理やりにでも、お風呂に入る前に運動をする、朝起きて歯を磨く時に体重計に乗るなど。日常にダイエット習慣を取り入れてみて下さい。
しかし、何でも完璧にやろうとすると失敗します。7割で合格の意識でいると、長く続けやすいです。何でもそうですが、継続は力なりです。
自分が変わっていくのを楽しみながら続けていく事も大切です。


この記事を書いてくれた人:木村悠
第35代WBC世界ライトフライ級チャンピオン(商社マンボクサー)。商社に勤めながらの二刀流で世界チャンピオンになった異色のボクサー。NHKにて3度特集が組まれ、商社マンボクサーとして注目を集める。2016年に現役引退を表明。引退後は、解説やコラム執筆、講演活動や社員研修、企業の顧問、コメンテーターなど自身の経験を活かし多方面で活動中。


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