Discover LIFE
「おにぎりに欠かせないものといえば?」 と聞かれ、真っ先に思いつくものの一つが「海苔」ではないでしょうか。 しかし、海苔とおにぎりとの出会いは思いのほか最近で、一般的になったのは、なんと戦後になってからでした。 セレブな「海苔」と庶民の「おにぎり」 海苔の歴史への登場は古く、 奈良時代に編纂された「常陸国風土記」に 「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、浜辺一面に干されている海苔を見て感動した」 という記述があります。 偶然にもこの風土記には「常陸は握飯の国だ」という
[どうしてそうなった!?]は、変わったお米のネーミングの由来についてご紹介していくシリーズです。 今回のお米は 熊本県の「森のくまさん」です。 森のくまさん 「このくまちゃんのお米が欲しい!」 弊社にお子さん連れのお客さんがいらっしゃいますと、お子さんがこう言いながらねだる……。この微笑ましいパターンが多いです。 そう、店頭に並んでいるカワイイ熊さんのパッケージ。 そのお米は「森のくまさん」です。 その可愛いネーミングから、たいていのパッケージは「くまちゃんの絵」が載っ
京丹後市久美浜町竹藤地区は京都府北西部に位置し、古来大陸からの往来で栄えた日本海からも近く、美しい自然環境とともに弥生時代からの遺跡があり、氏神様は由緒ある貴船神社という、歴史のある里です。 現在は20軒ほどの小さな集落で、ほぼ全戸が農業を生業としています。他のエリア同様高齢化が進んでおり、美しい自然環境を守るためには、まず農業守らなくてはと平成25年、40~50代の生産者5人が立ち上がり、農事組合法人アグリ竹藤を設立しました。代表理事組合長の森本賢一郎さんに話を聞きました
みなさんは「焼きおにぎり」と言われて、 「味噌」「醤油」のどちらを思い浮かべるでしょうか? 北海道では「味噌バター」という方もいるでしょう。 近年は、冷凍の焼きおにぎりの普及により、焼きおにぎりといえば「醤油」が主流になりつつあります。 しかし少し前までは、飛騨地方から関ヶ原あたりを境に、西は「醤油」と東は「味噌」と、その勢力は拮抗していました。 焼きおにぎりの「味噌」と「醤油」の勢力関係は、歴史や気候が大きく影響を与えていたようです。 その理由を探ってみましょう。