Discover LIFE

食から始まる豊かな生活を再発見するメディア「Discover LIFE」です。 日本人の主食である「お米」の歴史や食文化・食べて痩せるダイエットなど、知っているようで意外と知らないトリビアから暮らしに役立つ情報まで、さまざまな視点でご紹介します。

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食から始まる豊かな生活を再発見するメディア「Discover LIFE」です。 日本人の主食である「お米」の歴史や食文化・食べて痩せるダイエットなど、知っているようで意外と知らないトリビアから暮らしに役立つ情報まで、さまざまな視点でご紹介します。

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記事一覧

[誰がブランドを決めるのか?]ミルキークイーン編

意外と浅い? 「丼(どんぶり)」の歴史

「お米の輸出と輸入」から見る、日本の今と未来へのチャンス

「米」が姿を変え、「次」は何に? 岩手県の郷土料理「豆しとぎ」

[誰がブランドを決めるのか?]つや姫編

[誰がブランドを決めるのか?]ミルキークイーン編

「ミルキークイーン」は特定の自治体が開発し、推すことにより全国区になったお米……ではありません。 特定のプロモーションを経て有名になったのではなく、その「尖った特徴」が消費者や米屋などに評価され、じわじわとその名前が知られるようになったのです。 今では茨城県、長野県、山形県、滋賀県等々日本各地で広く栽培されているお米です。 「スーパーライス計画」とは「ミルキークイーン」は普通のお米とは見た目が違います。粒は若干細長く、小さ目です。そして色が濁った白色をしているのです。 名

意外と浅い? 「丼(どんぶり)」の歴史

牛丼、かつ丼、親子丼。 海鮮丼、鰻丼、中華丼。 麻婆丼にロコモコ丼など、 和食だけでなく、中華や洋食にまで浸透している丼料理。 丼に入ったごはんの上に、おかずとなる具材を乗せるだけ。 手軽でシンプルな料理ゆえ、さまざまな料理に応用がききます。 これだけ馴染みのある料理なのだから、相当昔からあったのだろうと思いきや、意外にも本格的に広まったのは明治以降。 そんな丼(どんぶり)の歴史に迫りたいと思います。 丼(どんぶり)の原型丼の原型になった料理が登場したのは室町時代から戦

「お米の輸出と輸入」から見る、日本の今と未来へのチャンス

日本の食料自給率2020年、日本の食料自給率は37.17%(カロリーベース)と過去最低を更新しました。 諸外国と比べ、突出して低い数字です。 残念なことですが……。 その理由としては、米食や魚離れが進み、小麦・肉・乳製品の輸入が増えていることが挙げられます。 自給率は食材によってまちまちですが、「さすがにお米は100%のはず」と、気軽な気持ちで農水省のページを見ていたら。 お米の自給率はなんと97%! 国内のお米って余っているはずでは……?? このカラクリは「ミニマム

「米」が姿を変え、「次」は何に? 岩手県の郷土料理「豆しとぎ」

「しとぎ」とはあまり耳慣れない言葉ですが、お米をつぶして粉にして作ったおもちのことを指しています。 これに大豆を混ぜたものを「豆しとぎ」と言い、古くから神前のお供えものとして欠かせない食べ物だったとか……。 今回は岩手県で受け継がれる郷土料理の「豆しとぎ」をご紹介します。 お米が次に姿を変えたのが「粢(しとぎ)」どこか美しい響きを持つ「しとぎ」という名前の食べ物は、生のお米をついて粉にし、水でこねて丸めたものを指しています。 お米を材料としたこのシンプルな食べ物は、おもちの

[誰がブランドを決めるのか?]つや姫編

山形県生まれの「つや姫」は、日本で最もブランディングに成功した品種の一つと言ってよいでしょう。 デビューは2009年です。 当初から目標としていた「コシヒカリを超える」……13年経ったいま、価格の面ではすでに達成していると言えます。 今では新潟県平野部で収穫される「コシヒカリ」よりも高い価格を保ち、昨今の米価下落局面においても値段は下がりません。ここまでしっかりと「価格の下支え」が出来ているのは、消費者からの信頼が大きいと言えるでしょう。 「つや姫」がブランディングで成功