Discover LIFE
Discover LIFE読者のみなさま、こんにちは。 土鍋料理研究家の塚田綾です。 秋ですね! 秋といえば、毎年欠かさず炊くのが栗ごはん。 少食の息子の大好物なので、栗の皮むきがどんなに大変でも必ず一度は作ります。 今年は猛暑のせいか、栗があまり良くないそう。 買ったらすぐに皮をむいて、中身を確認することをおすすめします。皮をむいた栗は冷凍保存できますので。 さてさて、栗ごはんです。 我が家の栗ごはんは、もち米が必須。今回はスーパーで無洗米のもち米を発見したので、これ
江戸後期、少なくとも文政年間(1818-1830)に誕生していた「にぎりずし」。 正確な誕生の時期や発祥の店は定かではないですが、極めて有力とされている店が2店ありました。 それが「與兵衛ずし」と「松ヶ鮓」です。 にぎりずしの誕生=すしと山葵の出会い“にぎりずしの元祖“として最も有力なのが、華屋與兵衛(小泉與兵衛)が起こした「與兵衛ずし」。 1799年に霊岸島(現在の東京都中央区新川)生まれの與兵衛が行商から身を起こし、文政7年(1824)、元町(現在の墨田区両国)に「華
突然ですが……。 私、小池精米店・三代目、五ツ星お米マイスターの小池理雄が、7月17日に本を出版しました。 今回は、その本を少しご紹介いたします。 お米を食す方・作る方・販売する方、お米に携わるたくさんの方に読んでいただきたい一冊です。 タイトルは『なぜ、その米は売れるのか? 進化する原宿の米屋のマーケティング術』(家の光協会)です。 お米についての本は数あれど、その中身は品種の話であったり、炊飯の話であったり、おにぎりの話であったり、どちらかと言えば「お米が売れているこ
まだまだ残暑が厳しい今日この頃……。 暑さゆえに冷たいものが多くなり、腸が弱って、ココロもカラダもお疲れモードの方も多いのではないでしょうか。 夏バテを解消するためには、しっかりと栄養を摂ることが大切ですが、この季節は食欲が落ちてしまう方も多いはず。 そんな方におすすめなのが、 日本の伝統的な飲み物である「甘酒」です! 甘酒は、お米を発酵させて作った栄養満点の飲み物です! 「飲む点滴」とも言われています。 甘酒の種類甘酒には、米麹から造るものと、酒粕から造るものとがあ
突然ですがクイズです。 岐阜県で一番多く作られている農畜産物は何でしょうか? トマトなどの野菜? それとも飛騨牛の牛肉や乳製品? 実は…… お米の生産量が一番なんです! 今回は、お米に「あるもの」を混ぜた郷土料理をご紹介します。 「かきまわし」って炊き込みごはん? それとも混ぜごはん?北側には飛騨の美しい山々が連なり、南側には木曽三川によって作られた濃尾平野が広がる岐阜県。清らかな山と豊かな水の恵みによって、美味しいお米が作られています。 そのお米に千石豆などの具材を