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毎日ごはんを炊く時にでる「とぎ汁」。前回は掃除を中心にした活用法をご紹介しましたが、今回はその豊富な栄養素を活かした美容についての活用法をご紹介します。 とぎ汁はビタミンが豊富で、ビタミンB1やビタミンB6、ビタミンEなどが含まれています。こうしたビタミンには、肌の新陳代謝を促す作用があり、老化を防いだり美白効果などが期待できます。また、セラミドという成分には肌の水分量を維持する働きがあり、他にも毒素排出を促進するフィチン酸、ボリフェノールの一種でメラニン色素の生成を抑え、
郷土料理とは、地域の特産物を使って風土に合った調理方法で生み出された伝統料理のこと。長い日本の歴史と地域に住む人々によって築かれた食文化です。 今回ご紹介する長崎県の「具雑煮」は、なんと日本の歴史の教科書にも登場するあの人物が戦いの中で生み出した料理とされているのだとか……? 海の幸と山の幸が盛りだくさん! 島原の代表料理「具雑煮」お雑煮といえば、日本で古くから親しまれている伝統料理です。縁起がよい食べものとして、お正月に食べる風習が今でも残っていますね。 お雑煮はその土
炊きたてのピカピカご飯……これに勝るご馳走ってあるでしょうか? こちらでは、手軽に作れるご飯のおともや常備菜をご紹介していきたいと思います。 今回は「ねぎ味噌」をご紹介します。 鍋料理などで長ねぎを束で買ってきたものの1本だけ残ってしまった……なんてことはないでしょうか?(我が家はよくあります) そんな時に、このねぎ味噌を作っておくと、ご飯にちょっとのせたり、焼きおにぎりにつけたり、豆腐にのせたりと、色々使うことができます。 水を一切使わないので比較的日持ちはしますが、冷
スーパーなどで見かけることも少ない「緑米」。 緑色のお米なの? 本当に食べられるの? いつも食べているお米とどんな違いがあるのでしょうか。今回は、謎のヴェールに包まれた緑米をリサーチしたいと思います。 もち米の一種だった! 緑米のヒミツ緑米とはもち米の一種で、日本の中でも生産量が少ない貴重な品種です。稲穂は濃い紫色ですが、脱穀するとほのかな緑色を帯びているのが特徴。玄米の皮の層に緑色の色素があり、クロロフィルという成分が含まれています。 日本では縄文時代に古代中国から伝わ
「おこわ」とは、主にもち米を蒸した料理の総称です。「おこわ」は漢字で「御強」と書き、「蒸籠(せいろ)で蒸して作られたかたいご飯」を指す「強飯(こわいい)」に「お」をつけて略した言葉です。 「おこわ」の名前の由来は食感にあります。 「おこわ」は「おかゆ」の対義語です。 昔の人は白米に麦やひえ、あわを混ぜた雑穀をおかゆにして食べていました。それは「弱飯(ひめいい)」と呼ばれ、これに対し、おこわはかたいため「強飯(こわいい)」と呼んでいたそうです。 元々「おこわ」は特別な日やめ
「冷めても美味しいお米、ありますか?」 お客さまから、本当によく尋ねられる質問です。もちろんこの質問は「ごはんをおひやにして食べたい」ということではなく、「炊飯からある程度時間が経過しても美味しく食べたい」という意味です。 冷めたご飯の需要は多いこういった質問が多いことから分かるように、お米の消費形態は「ほかほかごはん」だけではなく「冷えたごはん」を食べる機会もそれなりに多い、ということです。 余談ですが、お米の味を評価するコンテストが日本各地で開催されていますが、こうい