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日本のソウルフードともいえる、おにぎり。 地域や家庭ごとに作り方や具材が異なるため、ローカル色を味わうのも楽しいものです。 富山県のおにぎりは、ごはんを海苔の代わりに昆布で包むのが主流なのだとか……。風味豊かなおにぎりを、ぜひご賞味ください。 採れない昆布をたくさん食べる富山県民「昆布の消費量の多い県はどこ?」 ランキングの第3位に輝くのが、富山県です。 でも昆布が採れるのは北海道、青森県や岩手県などで、富山県ではほとんど採れないんですよね。なぜ富山県で多く食べられてい
玄米の糠層には食物繊維や、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。昔は今ほど精白しきったお米ではなかったため、おかずが少なくともお米さえ食べていれば極端に不健康になることはありませんでした。 江戸時代に精米技術が発達すると、江戸を中心に白米を食べる習慣が広まっていきました。しかしそれにより極端なビタミン不足になり、脚気が流行したのです。これを「江戸患い」と言いました。 「脚気がなぜ起こるのか」が解明されたのはずっと時代が下がってからです。明治43年に農学者・鈴木梅太郎が米
日本の密かなソウルフードの代表、 卵かけご飯。 ご飯と卵とお醤油があれば1分かからずできてしまう、超絶手抜きメニューの一つでもある卵かけご飯ですが、ものすごく優秀な一品なんですよ! アミノ酸スコアって聞いたことありますか? アミノ酸スコアは、食べ物に含まれる「タンパク質」の量と「必須アミノ酸」がバランス良く含まれているかを数字で表した指標となるものです。 アミノ酸は人の体を作るために必要ですが、体内で合成できないアミノ酸(必須アミノ酸)があります。そのため食べ物から摂
突然ですが、みなさまは納豆は好きですか? 実は私は、納豆が食べられなかった人です。 ねばねば系の食べ物(山芋やオクラ)は大好きでしたが、納豆は両親が苦手だったこともあり、幼き頃の我が家では、納豆が食卓に上がることはありませんでした。CMで見るたび「めっちゃ美味しそうやん!!」と思った記憶はあります(笑)。 とある日、給食に納豆が出る! ということがありました。 おそらく今の給食では納豆が献立に入るのは普通なのでしょうが、私の時代には納豆は給食に出なかったので、すごくざわ
洋食メニューでオムライスと双璧をなすメニューといえば 「ハヤシライス」。 こちらもオムライスと同様に、明治時代の日本で誕生しました。その名前の由来には諸説あり、とりわけ有名なのが“ハヤシさんが作った”というもの。 実際に“ハヤシさん”が発明した料理なのか、みていきたいと思います。 二人の“ハヤシさん”「ハヤシライス」の歴史を紐解いていくと、二人の“ハヤシさん”に出会います。 一人目は、東京「上野精養軒」にいたとされる、 料理人の林さん。 従業員のまかない飯として、林さん