お祝いは黄色いご飯で。大分県郷土料理「黄飯と黄飯かやく」
”おうはん”、”かやく”に”えそ”……?
何だか耳慣れない言葉が並んでいるのが、今回ご紹介する大分県の郷土料理。文化庁が認定している「全国各地の100年フード」にも選ばれています。
はたして、そのお味は?
味や見た目を引き立てる 彩り豊かな黄色いご飯黄飯(おうはん)のはじまりは、戦国時代に遡るようです。
大分県臼杵藩では、質素倹約を行っていたため、お祝いのお赤飯の代わりに黄飯を作ったとされています。当時は貴重な食材だった小豆の代わりに、くちなしの実を砕いた汁でお米に着色し